競馬のレース「G1」

競馬のレースでよく耳にする「G1」とは、レースの格付けにおける最上位のもの。毎週行われる競馬のレースの中でも、トップランクということになります。

G1のすごさ、そしてその面白さについて理解してみましょう。

日本の競馬では、その馬の成績に合わせて5つにクラスが分かれています。

  • オープンクラス
  • 1,600万下クラス
  • 1,000万下クラス
  • 500万下クラス
  • 新馬・未勝利クラス

1番下のクラスは、デビュー前の馬も含めて「一度も勝ったことのない」馬たちのクラスが競い合うレースです。

そこから、1勝あるいは2勝するごとにクラスが上がります。なお、500万下・1000万下などのクラス名は、その馬が今まで1着になって稼いだ賞金のトータル(1着賞金の合計が500万以下の馬)を意味するものです。そして、勝ち続けると「オープン」という最上位のクラス、いわゆる1軍にたどりつくのです。

オープンクラスのレースは、さらに4つのランクに分かれており、その頂点に位置するのがG1。「G」とはグレードの意味で、「重賞レース」と呼ばれ、賞金は更にグンと高くなります。G1のほか、G2・G3と、格のつかないオープンレースがあります。